フリーランスエンジニアのファクタリング活用法について徹底解説!

フリーランスエンジニアにとって運転資金の確保は大きな課題。時には売掛金を回収するまでにタイムラグが発生し、生活がくるしくなってしまうケースもあります。そんな弊害を手軽に解消し、迅速に資金調達できる方法のひとつがファクタリングサービスです。

ただ、

ファクタリングって何?

という方も多いはず。

そこで本記事ではファクタリングの概要やメリット・デメリット、その他注意点などについて解説していきます。初めて利用される方やこれから利用される方は参考にしてみてください。

目次

ファクタリングとはどのようなサービスか?

ファクタリングとは売掛金をファクタリング会社が買い取り支払期日よりも早い段階で現金化をしてくれるサービスになります。

つまり、ファクタリング会社へ請求書の買い取りを申し込むことでファクタリング会社は請求書を買い取り現金化してくれるので取引先の入金を待たずに早いタイミングで回収可能となります。さらに、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種があり、それぞれの仕組みについて解説していきます。

・2社間ファクタリング

2社間ファクタリングとは、ファクタリング利用者とファクタリング会社間でのみ手続きをし、ファクタリングの事実を取引先に知られたくない場合に進める手法になります。

ファクタリング手数料の相場は10%~30%程度となり、2社間でのやり取りとなるため入金スピードが即日となるのが大きいです。おすすめの2社間ファクタリングサービスは下記を参考にしてみてください。

FREENANCE(フリーナンス
OLTA(オルタ)
バイオン
ベストファクター
PayToday(ペイトゥディ)
・トライ
labol(ラボル)
No.1 
ペイトナー ファクタリング 
トラペイ
onfact(オンファクト)
QuQuMo Online(ククモ オンライン)

・3社間ファクタリング

3社間ファクタリングとは、ファクタリング利用者とファクタリング会社及び取引先間で手続きをし、ファクタリング会社から利用者へ入金が行われ取引先より直接ファクタリング会社へ売掛金が支払われます。

ファクタリング会社のリスクが低いので手数料の相場が3%~10%程度で抑えられますが、3社間でのやり取りなので、2社間よりは手続きに時間を要するので入金も日数がかかることが多いのが特徴です。おすすめの3社間ファクタリングサービスは下記を参考にしてみてください。

アンカーガーディアン
ジャパンマネジメント 
アクセルファクター
事業資金エージェント
トップ・マネジメント
日本中小企業金融サポート機構
ビートレーディング
えんナビ

ファクタリングのメリット

フリーランスでもファクタリングは利用可能ですが、ファクタリング会社によってはフリーランスを含む個人事業主の利用できないもしくは制限がある場合もあります。ですが、ファクタリングは資金調達までのスピードが早く即日での現金化が可能になります。

・審査が簡単で資金調達しやすい

ファクタリングは来訪不要で提出書類も少なく、オンライン上での手続きで完結します。

・素早く資金調達できる

取引先から売掛金回収の場合、通常で2か月程度要しますがファクタリングサービスは即日入金に対応しているので早ければ手続き終了時点で入金が行われスピーディーな資金調達が実現可能です。

・借金ではないので信用度が落ちにくい

ファクタリングは会計上では借金ではないので負債が増えることではなく、信用情報にも影響がないため資金調達に支障がでることはありません。

ファクタリングのデメリット

フリーランスがファクタリングを利用する際のデメリットは以下になります。

・手数料がかかる

ファクタリング会社やサービスでの手数料は異なるものの、利用する際には手数料を支払う必要があり、利用する前には確認が必要です。資金の調達が迅速にできる反面、ファクタリングでは手数料が高く設定されているので本来受け取る売掛金より も目減りしてしまうので注意しましょう。

・悪徳業者に騙される可能性がある

ファクタリング会社の中では悪徳業者が手数料や費用を不当に請求してきたり、ファクタリングではない契約を結ばせるなどの被害を受ける可能性も。利用するファクタリング会社の信用度を事前にしっかりと調べるようにしましょう。

・取引先にファクタリング利用が明るみになる可能性がある

3社間ファクタリングでは初めからファクタリング利用が取引先に知らされます。2社間ファクタリングでは債権譲渡登記などの関係でファクタリング利用が取引先に伝わる可能性があり、資金繰り面でイメージダウンにつながる恐れがあるかもしれません。

ファクタリング会社の選び方

ファクタリング会社を選ぶ際のポイントについて解説していきます。

・手数料

同じ2社間ファクタリングでもサービスにより手数料が異なり、また3社間ファクタリングより2社間ファクタリングのほうが手数料が高いです。

・入金タイミング

2社間ファクタリングは申込者と業者間のやり取りになるので即日入金が可能ですが、 3社間ファクタリングは売掛先も含めた手続きがあるためそれ以上の日数が必要になります。

・利用限度

売掛債権の買取金額はサービスごとに最低金額・最高金額が決まっているので、現金化したい金額に応じたサービスを選ぶ必要があります。

・手続き方法

手続き方法はWebフォームより申し込みから書類の提出までスマホで対応可能なオンラインでの手続きや来店契約型の場合もあり、必要書類提出についてもサービスによって異なります。

・支払期日

2社間ファクタリングはファクタリング会社から入金を受けた後で取引先より回収した売掛金の金額分を支払期日までにファクタリング会社に支払う義務があり、一般的には支払期日は取引先からの入金後に設定されています。3社間ファクタリングは売掛先からファクタリング会社に売掛金が入金されるので利用者への支払い期日はありません。

まとめ

フリーランスエンジニアにとって、ファクタリングはキャッシュフローの安定化や業務拡大のための有用な手段ですが、手数料やデメリットも考慮する必要があります。安く信頼性の高いファクタリング会社を選ぶことが必要不可欠となり、どのようなサービスを利用するのか、あるいは、そのファクタリング会社に違法性はないかなどリサーチの上、十分に検討してから選ぶようにしましょう。

また、案件獲得にはフリーランスキャリアの利用をぜひ検討してみてください。これまでの経験やスキルに応じた案件を紹介させて頂きます。

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