2023年版!フリーランスエンジニアにおすすめのマッチングサイト5選

個人事業主となり、請け負ったプロジェクトごとに報酬を得るフリーランスエンジニア。働く時間や場所を自由に決めることができ、またスキルや頑張り次第では高収入を目指すことが可能なため、多くのエンジニアから注目されています。そんなフリーランスエンジニアが案件獲得を行う際、よく活用されているのが「マッチングサイト」。開発力を求める依頼者と仕事を求めるエンジニアが繋がれる便利なWebサービスです。

今回は、フリーランスエンジニアにおすすめのマッチングサイトや、マッチングサイトを選ぶポイントについてご紹介いたします。

目次

フリーランスエンジニアに求められるスキルと市場の動向

エンジニアの求人数は年々増加傾向にあり、供給の量を需要が上回っている状態です。フリーランスエンジニア向けの案件数にフォーカスすると、2023年8月時点で最も案件数が多いのはゲーム業界。次いで通信業界、Webサービス業界と続きます。

ゲーム業界は、現在スマホやPCなどのオンラインゲーム需要が拡大している他、VRゲーム市場も拡大しており、フリーランスエンジニア向け案件数としては6ヶ月連続で業界1位となっています。

通信業界では、5Gなどの新技術導入や在宅ワーカーの増加により、無線ネットワークの設計・開発などを行うインフラエンジニアの需要が拡大しています。

Webサービス業界ではeコマース領域での需要の高まりが顕著である他、企業のDX化が進んでいることから年々市場が拡大しています。(※参考:エンジニアスタイル東京調べ【2023年8月】業界別フリーランスエンジニア向け案件数|第1位は6ヶ月連続ゲーム業界

フリーランスエンジニアの言語別案件数の推移を見てみると、案件数が最も上昇しているのはJavaで、次いでSQL、JavaScriptと続きます。Javaは汎用性が高いため、WebサービスやAndroid開発、IoT開発など幅広い開発に用いられているため案件も増えやすいという特徴があります。SQLは、ECサイトやSNSといった膨大なユーザーデータを保管する必要がある開発が増えていることが案件数上昇の要因と考えられます。JavaScriptはWebサイトを作る上で欠かせない言語であるため、今後も安定した需要が見込まれるでしょう。今回挙げた3つの言語の他、PHPやPythonを用いる案件の数も上昇傾向にあります。(※参考:エンジニアスタイル東京調べ【2023年7月】フリーランスエンジニアの言語別案件数の推移|Javaは半年間で12.82ポイント増加

マッチングサイトを選ぶ際のポイント

続いて、マッチングサイトを選ぶ際にどんなポイントをおさえておくべきか、詳しく解説いたします。

料金体系

フリーランスエンジニアはマッチングサイトに無料登録できることがほとんどですが、実際のところ“完全無料”というわけではありません。多くのマッチングサイトは、フリーランスエンジニアが企業とマッチングして受け取った報酬から「仲介手数料」を差し引くというビジネスモデルを採用しています。つまりクライアントから報酬を得た場合、そのうちの一部をマッチングサイト側に支払わねばならないのです。その手数料の金額や割合はサービスごとに異なるため、事前にきちんと確認しておきましょう。

サポート体制

マッチングサイトでは、企業(クライアント)と報酬額や案件の進め方などを話し合うことも多く、トラブルが発生することも考えられます。そのため、マッチングサイト側のレスポンスの速さや問題解決能力といった「サポート体制」にもよく注目してみてください。また、プラスアルファのサービスとして無料の相談会や税務関連のサポートを行ってくれるマッチングサービスもあります。

案件の見つかりやすさ

マッチングサイトにもさまざまな種類があるため、場合によっては案件の量が少なかったり、自分に合う案件を見つけるのに時間がかかったりすることもあります。案件の豊富さや、登録しているエンジニアユーザー(競合)の数、検索のしやすさなど「案件がきちんと見つかるか」という点もしっかり確認しておくことをおすすめします

案件の質・多様性

マッチングサイトは「特定の業界や言語の案件が多い」「リモートワーク案件/出社が必要な案件が多い」など、案件の種類に偏りがあるケースも少なくありません。また案件の価格相場も、経験が浅めな若手エンジニアをターゲットとしているか、ベテランエンジニアをターゲットとしているかで大きく変わってきます。マッチングサイトを選ぶ際は、あなたが持っているスキルセットや経験値に合う案件があるか?という基準も持っておくとよいでしょう。

2023年版おすすめのフリーランスエンジニアマッチングサイト5選

おすすめのフリーランスエンジニアマッチングサイトをご紹介します。

・クラウドワークス

CrowdWorksは、日本最大級の案件数を誇るクラウドソーシング型のマッチングサイト。業界での認知度も高く、利用している企業の数は全国78万社にも上ります。案件が豊富であるため、希望する仕事も見つけやすいと言えるでしょう。ネット上でのトラブル対応にも力を入れているため、リモートワークで働くことに不安がある方にもおすすめです。デメリットとしては、案件によっては単価が低めのものが多く、作業期間や工数と報酬額が見合わない案件もあるため、慎重に吟味する必要があります。

・ランサーズ

Lancersは、満足度・運用実績No.1のクラウドソーシングサイト。クラウドワークスと並ぶ案件数や「週3日」「完全リモートワーク」といった案件の多様性が魅力です。会員登録を行うと、個人個人にあわせたおすすめの案件を紹介してもらえたり、プロフィールを見た企業からオファーがあったりと案件獲得のための機能が充実しているため、自分に合う仕事が見つかりやすいでしょう。クライドワークスと同様、案件によっては報酬額と作業工数が見合わないものが多く、報酬額の高いものは他エンジニアとの競争率がかなり高くなるため、注意が必要です。

・SEES

SEESはシニアエンジニアに特化した求人検索サイト。掲載されている案件情報はすべて40代〜60代に向けたものとなっているため、通常だとネックになりがちな年齢について悩むことなく案件獲得が行えます。口コミを見てみると「定年退職・早期リタイアした後にフリーに転向した」というユーザーも多いようです。また、案件継続率が91%と非常に高く、専任担当者が契約更新や交渉の提案を行ってくれるため、安定した収入が手に入りやすいのも特徴です。一方、年齢の分だけ一定の経験や実績が求められる点には注意が必要です。

・Workship

Workshipは、報酬から引かれる手数料や追加料金が一切発生しない新しいタイプのマッチングサービス。さらに案件成約時には1万円のお祝い金が贈呈されます。また「週1日だけ」「土日だけ」といった働き方にも対応してくれるため、副業エンジニアにもおすすめです。2018年に誕生したばかりのサービスであるため、大手マッチングサイトと比べるとまだ案件数が少なめという懸念点があります

・アサインナビ

アサインナビは、エンジニアに特化したITビジネスコミュニティ。メッセージや選考管理機能でスムーズに案件獲得ができるほか、ネット上だけでなくオフラインでのIT交流会も定期的に開催しているため、新たなパートナーを新規開拓していくことができます。また検索条件を「契約スタート日」「稼働率」など細かく設定できるため、自分に合う案件を見つけやすいでしょう。一方で「システムに成約実績が反映されていない」など、システム不調を指摘する声も挙がっています。

マッチングサイトは、自身のスキルセットや希望をもとに選ぼう

本記事では、フリーランスエンジニアにおすすめのマッチングサイトについてご紹介しました。マッチングサイトはフリーランス人材の増加に伴って年々増えており、サイトによって案件の種類や特徴は多様化しています。

だからこそ、マッチングサイトを選ぶ際は

自分のスキルや希望に合う案件が獲得できるか?

という観点をしっかり持っておくことが大切です。

今回の記事も参考にしながら、ご自身にフィットするマッチングサイトを見つけてみてください。

本記事で紹介したマッチングサイト以外にも、案件獲得にはフリーランスキャリアの利用をぜひ検討してみてください。これまでの経験やスキルに応じた案件を紹介させて頂きます。

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