フリーランスエンジニア向けの勉強会とは?勉強会のメリットやポイントを解説

会社に属さず1人で自由に働けるため、人間関係に悩みを抱えることがないフリーランスエンジニア。

しかし一方で

自分は一人ぼっちだ

と孤立感を感じるエンジニアや、

一人だとなかなか勉強が進まない

などモチベーションの低下を感じているエンジニアもいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、他のエンジニアとの交流や、自身のスキルアップを図れる勉強会について、参加するメリットや勉強会選びのポイントを交えながらご紹介します。

目次

フリーランスエンジニアが勉強会に参加するメリット

まず、フリーランスエンジニアが勉強会に参加するメリットについて考えてみましょう。

新しい知識を得られる

勉強会を通じて

・今、何がトレンドとして流行っているのか
・これから求められる技術はなにか

など、実際に現場で活躍しているエンジニアからリアルな業界動向について聞くことができます。

また勉強会によっては著名なエンジニアや大手企業の開発者が呼ばれることも。日本ではまだ知られていない新しい技術について知ることもでき、エンジニアとしての視野を広げられます。

人脈を広げられる

勉強会では経験豊富なエンジニアや、上述したような著名なエンジニアも参加しているケースがあるため、より専門的な知識について質問や相談をすることが可能です。また知識を身につける以外にも、他業種のエンジニアとの交流の場としても有効的です。エンジニア同士で情報や人脈を広げながら、同じ目標を持つ仲間がいる心強さを感じられるはずです。

自分の目標を見つけられる

普段スキルの比較対象がないフリーランスエンジニアにとって、自分のスキルレベルを知るチャンスにもなります。勉強会を通じて多くのエンジニアと接することで、自分の知識不足や理解不足な点に気付かされるでしょう。自分のスキルに関する新たな気付きを得た後は、勉強会内ですぐに精通しているエンジニアに相談をしにいけるため、スキルアップに向けた目標設定や自身のモチベーションアップにも効果的です。

勉強会の種類と特徴

では、実際にフリーランスエンジニアが参加する勉強会には、どんな形式のものがあるのでしょうか。

セミナー形式

専門家が説明し、参加者が聞くスタイルの勉強会を指します。特定のテーマについて深く掘り下げ、最新の情報や専門的な知識を得たい人にはオススメの形式です。学校の授業のような形式なので初心者でも参加しやすく、著名なエンジニアによる特別講演会なども開催されることがあります。

ハンズオン形式

参加者が実際に手を動かして学ぶ形式で、「ワークショップ形式」とも呼ばれています。主に初心者向けのプログラミング言語の学習など入門的な内容が中心で、わからないことや疑問点は講師にすぐに質問できるというメリットがあります。初心者でなくても、何か新しい知識・スキルを身につけたいと思った時に有効活用できる勉強会です。

ハッカソン形式

特定のテーマに対して、指定された時間や期間内でチームごとに開発を行う勉強会のことを指します。チームで意見を出し合いながら開発を進め、最終的にはチームごとに開発の成果を競い合います。初心者にとってはハードルが高い形式の勉強会ですが、より実践に近い形で技術を伸ばしたい方にはオススメです。

交流会形式

勉強をするというよりも人脈をつくることがメインの勉強会となります。交流会形式の勉強会には多種多様な業界で活躍するエンジニアが集まるため、新たな視点や知識を得ることができるでしょう。参加のハードルも低いため、気軽に参加して他のフリーランスエンジニアとの関係性をつくることができます。

もくもく会形式

参加者が自由に作業を持ち込み、個々に自分の作業を進める形式のことを指します。その名の通りもくもく会形式では会話はほとんどありませんが、わからないことがあれば周囲に気軽に相談することができます。集中しやすい雰囲気のなかで自分の作業に没頭することができるため、「自宅で一人だとはかどらない」という方にはピッタリです。

勉強会選びのポイント

では、自分に合った勉強会を選ぶためにはどのようなポイントを抑えておくべきでしょうか。

ポイント1.自分の目的を明確にする

まずは勉強会を通じて自分が何を学びたいのか、何を得たいのかを明確にしましょう。

例えば、

技術的なスキルをアップしたい

新たな人脈を作りたい

特定のプロジェクトに関する知識を得たい

など、はじめに具体的な目標を設定しておくことが大切です。

ポイント2.勉強会の開催目的を確認する

勉強会のテーマは多種多様なので、自分の興味や学びたい内容に合わせて探すことも大切です。アジェンダが公開されている場合は、自分のニーズに合った内容かどうかを事前に確認しておくと良いでしょう。また企業主催の勉強会のなかには、商品やサービスのプロモーションを目的としたものもあります。勉強目的に合わない勉強会に誤って参加しないよう、注意が必要です。

ポイント3.形式や費用について確認する

上述したように、エンジニア向けの勉強会にはさまざまな形式があるため、目的に合った最適な形式を選ぶことも欠かせません。また小規模な会議室や大きなイベントホールなどで行うオフラインなのか、オンラインなのかも異なるため、事前に確認しておくことが大切です。勉強会によって参加費が必要なケースもあるため、必要な費用についても忘れずに確認しておきましょう。

ポイント4.口コミ・評価を調べる

参加者による勉強会の口コミや評価について調べることも、勉強会の質を確認するために役立つでしょう。公式の情報だけでは確認できない、実際の勉強会の雰囲気や運営側の対応、講義内容のレベル感などの情報を知ることができます。

フリーランスエンジニア向けの勉強会を探す方法

フリーランス向けの勉強会はプラットフォームを活用することで効率的に探すことができます。ここではフリーランスエンジニアが実際に使っている代表的なサービスを3つ紹介していきます。

Connpass

ITエンジニアに向けた勉強会支援プラットフォームです。言語や地域、規模などさまざまな条件で情報検索することができ、無料の勉強会も多いため初心者でも使いやすい仕様となっています。勉強会によっては過去の資料を公開しているものもあり、公開された資料を元に勉強会に参加するかどうかを決めることもできます。

Doorkeeper

プログラミングだけでなく、アジャイル開発やRPA、ハードウェアなど細かなトピックで勉強会やイベントを検索し、参加できるサイトです。また、一度Doorkeeperでのイベントに参加するとそのイベントのコミュニティメンバーとなるシステムです。コミュニティメンバーになると、新たなイベントの開催時に告知を受けることができるため、連続的にイベントへ参加しやすくなります。

TECH PLAY

エンジニア向けの勉強会やイベント情報が満載のサイトです。初心者や女性限定の勉強会に関する情報や、エンジニア同士の交流会情報などが充実しています。また、地域やタグ指定で新着情報を常にメールで受け取ることも可能なため、最新のトレンドや技術について学びやすいサイトになっています。平日夜のイベントも多いため、仕事後に気軽に参加できるというのも魅力のひとつです。

勉強会でエンジニア仲間もITスキルも手に入れよう。

フリーランスエンジニアにとって勉強会に参加することは、自身のスキルアップや人脈づくりにおいて非常に役立ちます。孤立感やモチベーションの低下を感じているフリーランスエンジニアは、紹介したプラットフォームやサービスを活用し、まずは自分の興味・関心の強い勉強会から気軽に参加してみてはいかがでしょうか?

また、案件獲得にはフリーランスキャリアの利用をぜひ検討してみてください。これまでの経験やスキルに応じた案件を紹介させて頂きます。

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