報酬を上げたいフリーランス必見!収入アップを実現するための6つの方法

会社員とは違い、自身が請け負った仕事の量や単価によって収入が決まるフリーランス。

仕事をもらえるかどうかは運次第

報酬額はクライアントが決めることだから、努力しても上がらなさそう

と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、行動次第では大幅な収入アップを叶えることができるんです。

安定した収入源を確保するためにも、早いうちに自身の価値を最大化しておくのがおすすめです。そこで本記事では、フリーランスが報酬を上げるための方法を6つご紹介します。案件単価や量をアップさせたいフリーランスの方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

1.自分のスキルと専門性を理解する

まだ経験が浅く案件数が少なめなフリーランスの方は、まずは依頼の量を増やすことを目指しましょう。そのために必要なのが、自己分析。自身のスキルセットや専門性を理解することで、自分の立ち位置やセールスポイント、今後伸ばしていくべきスキルが見えてきます。

自己分析は「スキル」と「特性・能力」の2つの側面から行ってみてください。まずはスキルを洗い出すために、これまで携わったプロジェクトを振り返りましょう。その際「When:いつ」「Where:どこで」「Who:誰に向けて/誰と共に」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」という5つの観点から振り返ると、より詳細な洗い出しができます。

それができたら、次は特性・能力を把握するために過去の成功事例を思い出してみてください。具体的には、その案件でどんな役目を担ったのか、どこを工夫したのか、どんな点が評価されたのか…といったポイントをおさえてみてください。可能であれば過去の同僚や上司などにヒアリングを行ってもいいかもしれません。他人からの評価を聞くことで、自分の強みを客観的に捉えることができますよ。

また、自己分析によって「専門性」を把握することもとても大切。フリーランスは“広く浅く”ではなく、特定分野の深い知識や経験を積むことで希少価値が高まり、仕事の増加や継続取引に繋がります。自分はどんな分野や領域に強いと言えるか、今一度これまでのキャリアの棚卸しを行ってみてください。

2.市場価値を知り、適正な価格設定を行う

高いスキルを持っているはずなのに、なかなか案件が獲得できない

という方は、

自身のスキルレベルと設定している価格にミスマッチが生じているかもしれません。まずは自身の市場価値がどの程度なのか、案件単価の相場はどれくらいなのかを把握しましょう。

競合の分析を行う際は「3C分析」というフレームワークを使ってみてください。

3C分析とは「顧客(Customer)」「自社/自分自身(Company)」「競合(Competitor)」という3つの視点から情報を整理していくフレームワークです。

自分がターゲットとしている顧客(発注主)はどのような業界や規模なのか、そこに対して競合はどのようなアクションを取っているか、また自分自身はどのようなアクションを取っているかを整理しましょう。またフリーランスの案件情報や料金相場は、クラウドソーシングサービスやフリーランスエージェントの案件紹介ページが参考になります。ぜひチェックしてみてください。

分析ができたら、料金設定を行っていきましょう。料金をこちらから提示する場合、まずはその案件にかかる労働時間を予測して時間単価を設定するのが一般的。

参考までに、

月給30万円の会社員(1日8時間、週5日勤務)の時給は1875円です。

ご自身のスキルレベルや目標金額なども考慮しながら、適切だと思う価格を設定してみてください。また料金設定の際は、相手の予算も前もって聞いておくとよいでしょう。相手の予算と自身の希望価格が見合うかどうかを事前に把握しておくと、無駄なやりとりが省けます。

3.ネゴシエーションスキルを磨く

ネゴシエーションスキルとは、交渉・折衝を行うスキルのことを指します。ネゴシエーションスキルを高めるとコミュニケーションが円滑になり、価格交渉や納期交渉などを友好的に進めていくことができます。クライアントとの信頼関係を築くためにも重要なスキルです。

ネゴシエーションスキルを高めるためには、まず相手の話をよく聞くことが大切。話の意図を正確に理解し、認識の差異を埋めていきましょう。また、交渉相手は敵ではなく同じプロジェクトを成功に導こうとする「協力者」です。言い負かそうと躍起になるのではなく、相手の立場に立って交渉内容や伝え方を考えてみてください。

4.ポートフォリオを強化する

自身の実績や経歴などをまとめた「ポートフォリオ」は、案件獲得に欠かせないツール。スキルレベルや得意分野を正確に伝えられるため、ポートフォリオを持っていないフリーランスよりも仕事を依頼される確率が高まります。

ポートフォリオに載せるべき項目としては、

・目次
・プロフィール
・経験年数
・スキル、使用できるツール
・経歴
・作品や過去事例
・連絡先

などがあります。

スキルや実績はただ羅列するのではなく、特にどの部分をアピールしたいかを念頭に置いて伝える情報に濃淡をつけると、成功事例をより効果的に伝えることができます。またポートフォリオを作成したことのない方のためにフォーマットを展開している企業もありますので、ぜひ活用してみてください。

5.ネットワーキングと個人ブランディングを強化する

ネットワーキングとは、ひとことで言うと「人と人との繋がり」のこと。フリーランスは企業よりも信頼獲得が難しいため、人脈を活用しながら営業活動を行っていくのがおすすめです。ビジネス交流会に参加したり、SNSで情報発信したりしながらコミュニティの輪を広げてみてください。またその際、あなたの存在や価値を認知してもらえるよう「他のフリーランスとの差別化」を図ることも大切。先ほどの「1.自分のスキルと専門性を理解する」「2.市場価値を知り、適正な価格設定を行う」で行った自己分析・競合分析をもとに、自分ならではの強みや特徴を見出して積極的にアピールしていきましょう。

より効率的に認知度を拡大していきたい方は、SNSやブログを活用するのも一つの手です。まずは、自分がどんな作品や成果物を作るのかを定期的に発信し続けることで、フォロワー獲得を目指しましょう。またプロフィール欄に連絡先や案件依頼の方法などを細かく載せておくと、クライアントが気軽に依頼しやすくなります。

6.中長期のキャリア設計を立てる

組織から目標やキャリアの選択肢を与えられる会社員と違い、フリーランスは自らの意志がなければ、目標も持たずただ与えられた仕事をこなすだけの毎日になってしまいます。それではなかなか成長ができず、収入も上がっていかないもの。中長期を見据えたキャリア設計を行い、計画的にステップアップしていくことが大切です。特にIT・Web業界は技術革新のスピードがとてもはやいため、継続的にスキルを磨いていかないと市場価値が低くなってしまう可能性もあります。そうならないためにも、将来設計はきちんと行っておきましょう。

キャリア設計を行うには、まず「自分自身の最終目標」を設定することが必要。10年後20年後にどうなっていたいか、どんな仕事をしていたいか、どれくらい稼いでいたいかなどを想像します。次に、そのあるべき姿と現状のギャップを埋めるためには何が必要なのかを考え、1年ごとや1ヶ月ごとの行動目標に細かく落とし込んでいきます。

自分ならではの強みを活かし、市場価値を高めよう

本記事では「フリーランスが報酬を上げるための方法」について解説しました。稼げるフリーランスになるためには、何よりもまず自分自身のスキルを高め、専門特化していくことが不可欠。報酬アップは戦略的な自己投資から始まるのです。クライアントから「この人と仕事がしたい」と思ってもらえるよう、あなたならではの強みを見つけて少しずつ成長していきましょう。

また、案件獲得にはフリーランスキャリアの利用をぜひ検討してみてください。これまでの経験やスキルに応じた案件を紹介させて頂きます

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