独学でフリーランスエンジニアになるには?必要な基礎知識や勉強方法、実践までのステップを紹介

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働く場所や時間に縛られないフリーランスエンジニア。その働き方の自由さから、IT業界未経験から「フリーランスエンジニアになりたい」というケースも増えています。そこで本記事では独学でフリーランスエンジニアを目指す方法について詳しく紹介をします。イチからフリーランスエンジニアを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

独学でフリーランスエンジニアを目指せる理由

独学でフリーランスエンジニアを目指そうという人のなかには「本当に独学から実現できるのか」と疑問や不安を感じる人も多いはず。そこでまずは、独学でフリーランスエンジニアになることが可能な理由について解説していきます。

理由1:エンジニア需要が上昇している

業界を問わず企業のデジタル化が進行しているため、今後も多くのエンジニアが必要になることは間違いありません。とくにフリーランスエンジニアは、特定の場所や時間に縛られずに働くことができるため、プロジェクトベースで特定のスキルセットをもつエンジニアを必要に応じて雇用するという企業が増えています。

理由2:情報収集がしやすい

情報通信技術の発達に伴い、エンジニアになるために必要な知識はインターネット上で簡単に手に入れることができます。参考になるサイトやブログ、オンラインの学習プラットフォームの種類は数多くあり、独学でプログラミングを学べる環境が整っているため、自分のペースで学習を進められるのです。

理由3:高収入を狙いやすい

フリーランスには会社員と異なり、年功序列制などはなく、受けた仕事の数や難易度、規模感など個人の実力によって高収入を実現できるチャンスが大いにあります。理不尽な評価制度で収入を上げられない、会社の事情で収入が下がるといったことはほとんどないため、希望に応じた収入を稼ぎやすいでしょう。

独学からエンジニアになるために必要な基礎知識

では、独学でエンジニアになるために必要な基礎知識には何があるのでしょうか。

プログラミング言語の基礎

エンジニアを目指すにあたって、プログラミング言語の学習は欠かせません。まずはPythonやJavaScriptなど、広く親しまれている言語からはじめることがオススメです。それぞれの言語の特性を理解し、構文や命令を覚え、プログラムを組めるようになることを目指しましょう。

データベースの理解

エンジニアの仕事はコードを書くだけではありません。データベースの基本的な概念と使い方も理解しておく必要があります。SQLを学び、データベースの設計やクエリの作成などを身につけることが重要です。

ネットワーク基礎

ネットワークの基礎について理解することも、エンジニアとして必要不可欠です。具体的には、IPアドレスやポート番号の概念、HTTP/HTTPSやTCP/IPなどのプロトコルについての理解が求められます

アルゴリズムとデータ構造

プログラミングスキルをより深めるために、アルゴリズムとデータ構造についても学習しておきましょう。構造について理解ができると、より効率的で質の高いコードを書くことが可能になります。配列、リスト、木、ハッシュテーブルなど基本的なデータ構造と、ソートや検索などの基本的なアルゴリズムを覚えましょう。

開発ツールの使用

エンジニアの業務では、多くの開発ツールが使われています。例えば、VSCodeなどのテキストエディタや、Gitなどのバージョン管理システム、イシュートラッキングツールなど。実際に自分の手で触り、ツールに慣れておくのが良いでしょう。

効果的なプログラミングの勉強方法5選

独学で学ぶことは簡単なことではありません。では、どうしたらより効果的に学習を進めることができるのでしょうか。

独学プログラミング教材を活用する

オンライン上には様々なプログラミングの教材があります。リファレンス、チュートリアル、インタラクティブな学習ツールなど、自分の学び方に合った形式を選び学習を進めていきましょう。

問題解決型の学習を行う

書籍やチュートリアルでの学習も大切ですが、実際に手を動かしてプログラムを作り上げる経験も高い価値があります。自分で問題を見つけ、それを解決するためのプログラムを作成することで、実践的なスキルを身につけられます。

コミュニティや勉強会に参加する

あなた一人ではなく、同じ目標を持つ仲間と共有することで、モチベーションの維持や問題解決の手助けを得られるはずです。さまざまな勉強会やコミュニティがありますので、ぜひ積極的に活用してください。

OSSプロジェクトに参加する

既存のオープンソースプロジェクトに参加することで、実践的な開発経験を積むことができます。バグの修正や新機能の追加提案などを通して、他の開発者と協業する経験も得られるでしょう。

プログラミングコンテストに挑戦する

プログラミングコンテストに挑戦すると、与えられた問題を解くために自分の頭をフル回転させることになります。また、他の参加者の解答を参考にすることで、新しいアプローチや違う視点からの考え方を学ぶことができます。

独学後からフリーランスエンジニアになるステップ

プログラミングを習得した後、実際にフリーランスエンジニアになるには、どのようなステップで進めるべきなのでしょうか。

STEP
スキルセットの棚卸し

まずは自身がもっているスキルを明確にします。プログラミング言語だけでなく、フレームワークやライブラリの知識、またコミュニケーション能力や問題解決力などのソフトスキルまできちんと把握をしておきましょう。どの技術を使って何ができるのかを具体的に把握することで、自身の市場価値をより正確に理解することができます。

STEP
ポートフォリオの作成とブランディング

次に自身のスキルを証明できるようなポートフォリオを作成し、自分自身をブランディングします。ポートフォリオは具体的な制作物や、解決した課題、利用した技術などをより詳しく紹介するものです。自身のスキルや価値を評価してもらえるよう、しっかりと作成しましょう。

STEP
クライアントリストの作成と初期案件の取得

フリーランスとして働くには、まず最初にクライアントを見つけることです。自分のスキルに応じた納得できる案件を見つけるために、複数の案件サイトから情報を探しましょう。また、業界内での評価を得るためには初期の案件での成果が大切です。はじめてのクライアントに必ず良い結果を提供することが、次の案件につながります。

STEP
ネットワーキングと自己啓発

技術は日進月歩で新しいものが出てくるため、その都度キャッチアップする必要があります。また、他のエンジニアとのネットワーキングも欠かせません。業界内で同業者との関係性を築いておくことで仕事の依頼がくることもありますし、新しい技術やヒントを得ることにもつながります。

STEP
フリーランスとしてのビジネススキルの習得

最後に、フリーランスエンジニアとして生き抜くためには、ビジネススキルも必要です。契約内容の理解、時間管理、税金の知識など、エンジニアリング以外の知識も必要になります。フリーランスに必要なビジネススキルを習得しておくことで、長期的に安定したフリーランスライフを送ることができます。

独学で理想のフリーランスライフを実現しよう

独学で得たスキルを活かして、自身の時間を自由にコントロールできるフリーランスエンジニアを目指す際には、スキルの棚卸しからビジネススキルの習得まで、いくつかの専門的なステップを踏む必要があります。上手く工夫してステップを踏むことで、理想の働き方を手に入れることができるため、興味がある方は本記事を参考にぜひチャレンジしてください。

また、案件獲得にはフリーランスキャリアの利用をぜひ検討してみてください。これまでの経験やスキルに応じた案件を紹介させて頂きます

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